東京国際消防防災展2023
またもブログ更新の期間があいてしまいました
さて東京国際消防防災展2023に行ってきました
5年に1回のペースで開催されて
自分は今回初めての参戦でした。
屋内、屋外、消防・救助演技、水上演技と
分けて紹介したいと思います
まずは屋内から
屋内には数多くの消防関係企業などがブースを出してました
消防の資機材にも興味がある自分は
各ブースでいろいろな資機材を実際に見てきました。
耐炎性能を持つレベルA化学防護服
中発泡器
高発泡器
バッテリー式のエンジンカッター
車両の方も紹介
モリタブース
インテリジェントアタッカーの救助工作車
国産ウインチで
前常時5トン、後ろ常時10トンの牽引が可能
EVポンプ車
この他EN規格対応梯子車や
大型化学車、高所放水車、泡原液搬送車の機能を1台にした
インテグレートワンが展示されてました
テイセンブースに展示されていた
水槽付き救助ポンプ車
佐賀県の杵藤地区消防に
配備された車両が展示されてました
ポンプは後部部分で1600リットルの水槽を装備
東京消防庁ブースでは
電気自動車の救急車や水素自動車の消防車を展示
在日米海軍の車両
次に屋外を紹介
テイセンが実際に
ルーカスの油圧救助器具を使用し
車を破壊するデモンストレーションを行っていました
在日米軍が屋外に展示
消防・救助演技
地震を想定した訓練でした
まず最初にヘリのつばめが飛来しホイスト救助を実施
次に即応対処部隊部隊長が
全地形活動車のPOLARISレンジャーに乗って出場
即応対処部隊長から
即応のドローンと消防活動二輪による状況把握指示
また即応対処部隊が高機能救助車、指揮統制が出場
それぞれの現場に対応するため続々と車両が出場
ビルでは大量救出対応の梯子車も活動
倒壊建物では
六本部ハイパーの重機とクレーン車が
救助の邪魔になる瓦礫や車を除去
新たに九本部ハイパーに配備された強力吸引車が
土砂を吸引します
最後に火災が発生したため
また車両火災は在日米軍対応
訓練終了後活動した隊員さんが整列しました
水上演技
ボートに乗り釣りをしていた人が海に転落
それを目撃した2人も海に飛込んだ
という想定で行われました
水しぶきを上げて消防艇が出場
消防艇から救出のため海に飛び込みます
高速救命ボートはスローバックを
要救助者に投げて救出します
隊長の情報収集により
最初に落ちてしまった人は沈んでしまったため
ボンベを付けて潜水し環状検索を実施し捜索します
要救助者を発見してブロッティング担架に収容し
消防艇に引き揚げ
救出訓練には参加しなかった
消防艇ありあけ
が放水展示
続いて消防艇おおえど
おおえどはタグボート型の消防艇で
曳航や他の船舶を押すことが出来ます
また360度回転する推進装置のため
その場で船が360度回転することが可能です
バスケット付きの塔体も装備しており
救出、放水、人員等の投入が可能
次に消防艇みやこどり
こちらも放水しました
伸縮型の放水銃を装備しており約20メートルの高さから
放水ができます
長々と失礼しました
これにて東京国際消防防災展2023の記事を終わります
最後にまた5年後見に行きたいなと思いました!
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第6回緊急消防援助隊全国合同訓練
前の更新から相当の期間が空いてしまい申し訳ないです。
たまにはブログでも書こうと思うのですが
すぐ他のことをしたりして忘れてました笑
さて本題に入りますが
タイトルの通り11月12日、13日に静岡県で開催された
第6回緊急消防援助隊全国合同訓練へ
撮影に行ってきました
全国合同訓練は5年に一度のペースで開催されていましたが
新型コロナウイルスの影響により
今年に延期になっていました
12日の1日目は
サテライト会場として
サブ会場として
清水区の清水油槽所、静岡件消防学校
下田市の安田造船跡地
後方支援会場が
富士宮市の外神スポーツ広場
13日の2日目は
メイン会場として
サブ会場の
富士市の施工技術総合研究所
行われました
まず自分は11日に主に西からの部隊を
宝塚北サービスエリアで撮影
こちらでは
香川、岡山、広島、鳥取、島根、山口、福岡、大分の
部隊を撮影することが出来ました
12日は足柄サービスエリアまで行き
主に東から来る部隊を撮影
独自配備の支援車も多く撮影出来ました
その後移動して外神スポーツ広場へ
到着したのが遅めで結構な車両が入っている状態で
日も落ちて来ていたので記録程度に撮影
地方整備局の照明車が現場を照らしていました
燃料補給車からの給油訓練も行われていました
だいぶ暗くなったので活動終了しようと
帰ろうとしてる沖縄県隊が到着
もう少し粘れば良かったかなと。
13日はメインとサブの2箇所で訓練が行われました
サブ会場には外神スポーツ広場で夜営を行なった
岩手、宮城、山形、新潟、茨城、山梨、岐阜、三重、奈良、滋賀、広島、山口、長崎、熊本、沖縄
が施工技術総合研究所で訓練を実施し
残りの都道府県がメイン会場で訓練を行いました
サブに行った車両も撮りたかったですが
自分はメイン会場で撮影しました
まだ夜が明けて無いころに会場に向かっていると
訓練会場に向けて走っている車両が
着いてみると真っ暗なのに
すでに複数の隊が到着済み
前回の千葉開催の時とは比べ物にならないくらい
早い会場入りでした。
訓練開始前に
ヘリによるオープニング飛行が行われました
その後いよいよ訓練開始です
最初にドローンによる
上空からの被害状況把握したのち活動が開始
メイン会場では複数の訓練が行われたので
訓練ごとに紹介します
まず列車脱線事故救出訓練では
秋田、群馬、福井、兵庫県隊等が活動しました
巻き込まれた車両よりガソリンが漏洩しているという
想定だったため
ウォーターカッターにより列車ドアの切断を行っていました
次に毒劇物漏洩災害対応訓練
こちらは
土砂災害救出訓練では
千葉、愛知、岡山の土砂風水害隊と埼玉、神奈川県隊等が活動
全地形対応車の
レッドサラマンダー、レッドヒッポも活動していました
中高層倒壊救出訓練
東京、石川、京都、徳島、鹿児島等が活動
多重衝突事故救出訓練
青森、長野、島根、高知、福岡、大分、佐賀等が活動
木造家屋倒壊救出訓練
栃木、大阪、和歌山、香川、宮崎等が活動
あまり活動しているとこは撮ってませんでした
地下街崩落救出訓練
福島、富山、愛知、鳥取、神奈川等が活動
会場横では各企業のブースと車両展示もありました
中でも特殊火災・災害対応消防ロボットシステム
通称スクラムフォースも展示されていました
全景は会場入りの時の
飛行型偵察・監視ロボット
通称スカイ・アイ
走行型偵察・監視ロボット
通称ランド・アイ
ホース延長ロボット
通称タフ・リーラー
放水砲ロボット
通称ウォーター・キャノン
操縦等はこれで行うようで
ほぼゲームのコントローラーですね
また空自のC-2輸送機による車両の輸送もあったようで
空港に止まっていたC-2が訓練途中に飛んでいきました
元々天気予報では雨でしたが
訓練中は良い天気
なんだ雨降らないのか
と思っていると
訓練が終了して会場から本格的に車両が
出てくる頃に雨が降り出し本降りに
雨のためボツ写真を連発しましたが
最後に個人的撮りたかったキザシを
長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました
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対策本部車
国土交通省
地方整備局
対策本部車です
全国の地方整備局に配備されており
緊急走行可能で車内が拡張し
主に現場対策本部を設置したり
現場状況を監視する車両で
車内で会議が行うことが出来るたり
車内で休憩したり出来る車両です
装備品としては
現場状況を映し出す
プロジェクターやスクリーン、テレビ
通信機器として衛星電話
また簡易トイレ、電子レンジ
寝袋など備えています
同型の車両であれば2台繋げて使用も出来
照明車と接続すれば照明に付けられている
カメラの映像も見ることができます
走行状態
タブルキャブの車両もあります
拡張状態
車内
対策本部車
過去に撮影した写真のため
仕様等が変わっていたり
廃車になっている場合があります
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